ABOUT

プロジェクトについて

きこえる地図プロジェクトが目指すことと、そのために大切にしていることをご紹介します。

目指すこと

私たちが目指すのは、日本中の「その場所の音」が集まった地図をつくることです。

旅先の写真はたくさん残っていても、その場所で聞こえていた音はほとんど残りません。朝の駅のアナウンス、商店街の呼び込み、海辺の波の音、雪の日の静けさ。音は、写真には写らないその場所の空気を、とても豊かに伝えてくれます。

きこえる地図は、そうした音を誰でも地図の上に置いて、誰でも聴けるようにする場所です。遠くの街を音で旅したり、よく知っている場所の知らなかった音に出会ったり、季節や時間による違いを聴き比べたり。音から場所を感じる体験を、もっと身近にしたいと考えています。

なぜ「音」なのか

音には、目で見るだけでは気づきにくい情報がたくさん含まれています。人の多さ、天気、季節、その土地の暮らしのリズム。同じ場所でも、朝と夜、晴れと雨でまったく違う表情を見せます。

また、音は画面を見ていなくても楽しめます。作業をしながら、休憩しながら、眠る前に。きこえる地図の「散歩モード」は、そうした「ながら」の時間に各地の音を届けるために生まれました。

大切にしていること

プライバシーと安心

音には、人の会話や個人を特定できる情報が入り込むことがあります。きこえる地図では、人の声が多く含まれる録音を公開前に自動でチェックし、確認が済むまで公開しません。投稿時には位置を約 100m・約 500m の単位でぼかすことができ、ぼかした場合は正確な位置をサーバーに保存しません。IP アドレスもそのままでは保存しない設計です。

誰でも参加できること

アカウント登録は不要で、スマートフォンのブラウザだけで聴く・録る・投稿するができます。キーボード操作やスクリーンリーダー、ダークモード、日本語と英語の表示にも対応しています。

開かれていること

きこえる地図はオープンソースソフトウェアとして開発しています。仕組みを誰でも確かめることができ、誰でも改善に参加できます。投稿された音には、投稿者が選んだライセンス(CC BY 4.0 / CC BY-NC 4.0 / 再利用不可)が付きます。

その場所への敬意

音は、そこに暮らす人や働く人の日常の一部です。立ち入りが禁止された場所での録音や、私的な場所が特定される録音、著作物が主役の録音は投稿できないルールにしています。

ロゴは、音を聴く「耳」と、そこから広がる「音の波」、そして足もとに広がる「地図」を組み合わせたものです。耳を澄ませて地図の上を旅する、というプロジェクトの姿を表しています。

きこえる地図プロジェクトのアイコン

運営体制

名称きこえる地図プロジェクト
公式サイトhttps://www.kikoeru.org
運営するサービスきこえる地図
開発形態オープンソースソフトウェア(OSS)
ソースコードgithub.com/CreamDevelopers/kikoeru-map
スペシャルスポンサーCreamDevelopers
地図データ国土地理院(地理院タイル・住所検索・逆ジオコーダー)

お問い合わせ

不具合の報告やご提案は、GitHub の Issues で受け付けています。投稿された音に問題がある場合は、きこえる地図の各投稿にある「通報」ボタンからお知らせください。